自動車部品から携帯電話まで、鋳造(ダイカスト等)により製作されている製品は多種多様ですが、精度や品質に対する要求はますます高くなってきています。一般的な鋳造プロセスの設計は技術者の「勘」と「経験」に頼った試行錯誤的な手法が主流で、金型や鋳造方案の改良には多大な時間と費用を必要としていました。
鋳造シミュレーションシステム「ADSTEFAN」はブラックボックスであった鋳型内への溶融金属流入状態や凝固過程をシミュレーションし、その過程を三次元で視覚的に表現することができます。鋳造欠陥を事前に予測できるので、試作回数の低減、開発期間の短縮、品質の向上が可能で、コスト低減に大きな効果を発揮するシステムです。

高圧鋳造(アルミ)、低圧鋳造(アルミ)、重力鋳造(鋳鉄)は、図をクリックすると動画(AVI形式)をご覧いただけます。

ADSTEFANは、パソコンで動作する最高速の鋳造シミュレーションシステムです。
典型的な基本解析の湯流れ解析シミュレーション、凝固解析シミュレーションを一般的なPC(主メモリ:4GB,クロック:2.6GHz)で計算した場合の高速性をお確かめ下さい。
STLデータから直交差分(FDM)メッシュを自動生成します。
3次元CADデータ(STL形式)の品質が悪く、データに欠損がある場合でもデータ自動修復機能によって、形状の再現性を高めることが可能です。これにより、メッシュ生成と修復に費やしていた時間を短縮しています。

| 材料 | 種類 | 主な材料名 | |
|---|---|---|---|
| 鋳物 | マグネシウム系 | 17 | AM60、AZ91D等 |
| 亜鉛系 | 8 | ZDC1、ZDC2等 | |
| アルミニウム系 | 26 | AC4C、ADC12等 | |
| 銅系 | 12 | BC1、BC2等 | |
| 鉄、鋼系 | 18 | FC、FCD等 | |
| 鉛系 | 4 | Pb等 | |
| 鋳型等 | 鋳型 | 20 | SDK61、生型鋳型等 | 恒温材、冷し金 | 32 | 鋳鉄冷し金、冷却水 |
| 参考資料を含め140種類以上データを用意 | |||
材料物性値の設定項目
過去に解析した類似製品から、熟練者が作成した解析パラメータをインポートしての再利用、及び既作成データや同僚が作成したデータのカスタマイズが可能なため、簡単に解析パラメータを作成できます。
例1 湯流れ解析(湯廻り不良)事例:スロットルチャンバ
製品の欠陥発生部と湯流れ解析結果は、良く一致している。
写真:右上突起部(赤丸)に湯廻り不良 解析結果:湯廻り不良部に一致

例2 湯流れ解析(湯境い不良)事例:携帯電話
欠陥発生部は温度降下大の溶湯衝突部、空気巻込み部に一致している


例3 凝固解析(引け巣欠陥)事例:試験鋳物
X線写真と解析結果は一致しており、押湯との接続部形状が薄く長いため、製品側から押湯側への指向性凝固が妨げられて製品部に引け巣が発生する。
製品X線写真:内部引け巣部 解析結果:赤い部分が引け巣部

ADSTEFANは常に進化するシステムです
| 依頼先 | 分野 | 種別 | 研究概要 |
|---|---|---|---|
| 東北大学大学院工学部安斎研究室 | 湯流れ | 解法 |
|
| 岡山県立大学情報工学部尾崎研究室 | 湯流れ | 解法指標 |
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| 岩手大学工学部平塚研究室 | 凝固 | 指標 |
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対応OSと推奨ハードウェア構成
| 対応OS | 対応言語 | |
|---|---|---|
対応OS・言語 |
WindowsXP Professional WindowsXP Professional x64 Edition Windows7 Professional Windows7 Professional x64 Edition |
日本語 英語 中国語 |
|
Linux RedHat7.3(x32)以降 Linux RedHat7.3 x64以降 SuSE9.0以降 AIX 注1) HP-UX11i 注1) |
英語 |
注1)ソルバのみの対応となります。
| 推奨ハードウェア構成 | |
|---|---|
CPU |
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| 搭載メモリ容量 | 2GB以上(32bit機)
8GB以上(64bit機)
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ハードディスク容量 | 80GB以上 | その他 | CD-ROMドライブ装置 |